今日の話題は完成から1年が経とうとしているスピーカーキャビネットです!!

1970年代後半のYAMAHA製アンプを元に、Celestion 『G12-65』を装填して完成したこのスピーカーキャビネット。今回スピーカーを交換することにしました★敬愛するジョン・メイヤーのスピーカーキャビネットにも何本か使われている『G12-65』というスピーカー、本当に良い音です。世界の錚々たるギタリスト達が使っている名器で、多くのミュージシャンに選ばれるのも納得できます。とても気に入っているのですが、今回縁あってなかなかレアなスピーカーを入手したのです♪♪♪

Electro-Voice社製の名器『EVM-12S』です!!Dumbleサウンドとの相性がとても良い、名器の中の名器です。偽物が多かったり現行品は仕様が変わっていたりと、なかなか難しいスピーカーなのですが…今回は割りと初期に作られた状態の良い個体を手に入れることができました♪この↑写真で見られるスタンプ、最後の4文字が重要です。”9044”、1990年の第44週目に作られたことを意味しています。1990年のカレンダーを見てみると、第44週目は10月28日〜11月3日ということがわかります。


『G12-65』が(家庭用の体重計で)3.3kgだったのに対し、『EVM-12S』は8.4kgもありました。驚くべき違いです。これがサウンドにどう影響するのか、僕の知識では説明もできませんが…きっと大きく影響するのでしょう笑笑。使われているスチールの量や音を増幅させるパーツが、おそらくはEVMの方が相当大きいのでしょう。またCelestionが65Wなのに対して、EVは200Wとなっています。そもそもの耐圧が違うので、重さが大きく違うのも当たり前なのかも知れません。

重さは倍以上違いますが、直径はどちらも同じく12インチです。『G12-65』は4本のネジで留めていましたが、何しろ倍以上の重さがあるスピーカーです。また金属部の厚みも全然違いますので、より長いネジをより多く使ってしっかりとキャビネットに固定する必要があります。

↑これが、↓こうなります(^^)

その重さに苦戦しながらも、何とか無事に『EVM-12S』を取り付けることに成功し交換作業は完了です。実は交換前にキャビネットをマイキングしてサンプル音を録音していました。

そして作業完了後、早速『EVM-12S』の音も録音してみました。第一印象は「思った程変わってないな」でした。「せっかく手に入れて、苦労して載せ換えたのに…」という感じでした。ですがよくよく聞いていると、音の”小慣れた”感じが違います。『EVM-12S』の方が音に角が無く、スムーズな印象です。ただ、これはエイジングの問題もあるかも知れません。『G12-65』は新品で購入しましたので、音が熟成していくのはこれからです。対して『EVM-12S』は製造されて今年で34年が経ちます。音の熟成度が違うのは当然かも知れません。
また録音した音源を聞いていると、音の小慣れ感の違いと共に「音の詰まった感じ」にも違いを感じました。『EVM-12S』の方が中域が強いのか、”音が濃く詰まっている”感じがします。対して『G12-65』は軽い感じがします。良く言えば”軽やかで元気の良いサウンド”という感じです。これもエイジングの違いがあるかも知れませんし、またキャラクターの違いで”どちらが良い”というものではないのかも知れません。
音を録音した際には、エフェクター等一切使わずアンプ直の音で試してみました。後日エフェクターを通して色々遊んでみましたが、ここでは大きな違いがあったように感じました。エフェクターの乗り方が変わりましたし、”ギターらしい”本当に良い音で鳴ってくれました。これまでの『G12-65』の音も大満足でしたが、これから『EVM-12S』で作っていく音もとても楽しみです★
いつかサウンド比較もご紹介できたらと思いますが…今日はここまで!!長々しい独り言でした!!