読んで字の如し、スピーカーキャビネットを自作したのです。今日はそんな独り言を…★

Yamaha社製の『J-25』というトランジスタアンプを手に入れたのです。1970年代後半当時の定価が38000円で、「パワーは強力50W、しかもヘッドホンが使える。この凄いアンプをほうっておく手はない」みたいなキャッチフレーズが付けられて売られていた品だそうな。このアンプについて書いておられる方も多く、なかなか良い音のするアンプなのだとか。

<1>参照 <2>参照

自分が手に入れたのは「電源が点かないジャンク品」とのことで、まぁその音を聞くことはできなかったわけでして。使うのは外側の”枠組み”部分なので、その点はいいのです。ささ、早速作業に入ります。

目論見としては①元々のスピーカーやアンプの機械部分を取り除く②自分の使いたいスピーカーを付けて、新しくサランネットを張る…これで終了のはずだったんだけれど。。。

全くその通りにはいきませんでした(苦笑)。何せ45年くらい前のアンプなので、そもそも木材(←特に木屑等を固めて作った合板)がボロボロになっていた上に、取り外し不能なネジ類が使われていて…。力づくで取り外そうとすると、パーツがボロボロ壊れていくという悪循環。酷い状況でした(-m-;)

で、最終的に何とかフロントパネルを取り外せたものの、ボロボロに割れてしまって使い物にならない始末。ってことで、ホームセンターに向かいます。

富士山が綺麗でしたぁぁぁ。ということで、あっという間にホームセンターに到着し、あっという間に木材を選定。店員さんにサイズを伝え、あっという間にカットしてもらいました★

で、帰宅後に微調整をしてプロントパネルをはめてみると、こう↓なったのです!!

かなりのぴったりサイズで、トンカチで叩き込まないとハマらない程でした(^^;)スピーカーは大音量によって細かく振動しますし、また音圧に耐えねばなりません。「この位ぴったりハマる位が良いのかも♪」と、まだ作業が全然進んでいないのにこの時点でニヤニヤし始める自分がいました(苦笑)。

当初は「フロントパネルの表面だけでも黒に塗装しよう」などと思っていたのですが、「このままでもいいかも…」ってことで塗装は中止。このままスピーカーサイズの穴を開ける作業に入ります。

手持ちの道具の関係で、穴開けは”ドリルをひたすら使う”作戦です(^u^;)予想よりもスムーズに作業が進みまして、無事穴が開通。そしてサランネットをひたすらタッカーで打ち付けていくとこう↓なります。

ドリルのギザギザが気になりますが、スピーカーを取り付けるとこの部分は隠れるのです(^^)yそしてサランネットの質感も理想通りで大満足!!早速プロントパネルをキャビネット前面にはめ込んで固定していきます。そしてこの機材の心臓とも言える、スピーカー本体を固定します。

今回取り付けるのは英国Celestion社製『G12-65』というスピーカー。敬愛するジョン・メイヤーのスピーカーキャビネットにも搭載されている物で、Two Rock製のキャビネットなどにも使われていたような。このスピーカーで”12インチ一発”のキャビネットをずっと作ってみたかったのです(^3^)b

スピーカーの固定には”ワッシャー木用ねじ”なるものを使いました。ワッシャーとネジが一体化した商品で、なかなか便利でした♪♪♪

かくして!!夢だった”12インチ一発”のキャビネットが完成★ジョン・メイヤーが愛用するAlessandro製のキャビネットをサイズダウンしたような姿に見える…といいのですが(^^;)

あ、そうそう。背面は”セミオープン”に近い状態なのかな?ジョン・メイヤーのキャビネットは半分塞がっていて、半分開いていて。。という状態なので、そんなのに近い感じにしてみました。(正直言うと、元々付いていたバックパネルが”半オープン/半クローズド”状態で「シメシメ…♪」と思い、そのまま付けてしまいました笑)

新しいスピーカーを扱うのは初めてなのですが、よく「スピーカーにはエイジングが重要」と聞きます。鳴らせば鳴らす程、スピーカーが”音”に触れて熟成していく…的なやつです。これから自分で弾いたり、はたまたジョン・メイヤーのギターの音を通したりして、少しずつこのスピーカーと仲良くなっていこうかと思っとります。いやぁ、やっぱりDIYって楽しいですね〜♪♪♪

という、長めの独り言でした。では★