このブログでも度々話題にしているPRS社の‘Silver Sky’というギター。敬愛するジョン・メイヤーの新たなシグネチャーモデルとして発表されたギターです。

実物を触ったことも無いし、勿論弾いたことも無い。ジョン・メイヤーが弾いてる音ばかりを聞いてひたすらに感動している次第なんだけれど、世界三大ギタリストの一人であるジョン・メイヤーだから、どんなギターを弾いても良い音が出せてしまう。それもわかっている。

この’Silver Sky’についてはYou Tubeにも多くの方が動画をあげていて、その多くがほんとに良い音してるんだよなー。ピックが弦に当たった時のガシッとしたアタック音というか、ピックと弦が擦れ始める瞬間の音が独特で、それでいてピッキングニュアンスで色んな音が出せてしまうという…

ギターの魅力を文字で表現するのは無謀ですな(^^;)専門家に任せます笑。

さて気を取り直して★前々からそんな’Silver Sky’に物凄く憧れていまして。ただ、お安い買い物では無いのでずっと足踏みをしていて…

そんな所に廉価版である‘Silver Sky SE’が電撃発売されまして。「きゃー手が出せない値段ではないぃぃぃ」なんつって、家族の顔色を伺いながら「いつか欲しいなぁ…」などと思ってる内に時が経ち。。。この’Silver Sky SE’の細かな仕様やCoreモデル(←高いやつ)との違いなんかもネットやYou Tubeであがってくるようになり。使われている木材や指板のR(アール)の違い、ブリッジやナットの処理など、色々「むむむ…」と思うことがあり。最終的に「自分の初号機↓の方が良いかも」との結論に達し、しばらく俺の心は落ち着いた日々を過ごしてきました笑。

「ボディ材こそ違うものの、ネックのR(←初号機はCoreモデルの’Silver Sky’と指板のRが全く同じなのです)とかブリッジの仕様とか、作りの面も含めて、この↑ギターの方が憧れの’Silver Sky’に近いよなー」「色もDodgem Blue↓にそっくりじゃん」なんて自分を半ば無理やりに納得させてきたのですが…

やっぱりダメです!!やっぱりあの’Silver Sky’の音が欲しいのです!!あのギターにしか出せない音が欲しいのです(泣)。そして、廉価版の’Silver Sky SE’にも『その音』の面影が感じられるのです。さすがにナン十万のギターと十万円しないギターなので、同じ音では無いです。ボディ材から中のパーツから違いますし、そもそもピックアップも同じ物では無いですし…

でも、廉価版である’Silver Sky SE’にはやはり’Silver Sky’の音が入ってるのです。個人の見解ですので、「SEなんてダメ」とか「あんなの’Silver Sky’じゃない」とか。逆に「CoreモデルじゃなくてSEで十分♪」なんて意見もあるでしょう。実際、You Tubeなどを見ていると「信じられないけど…SEの方がシックリきてしまう」と告白されてる方もいらっしゃいます(^u^;)

…何だかウダウダと長くなりました。要は「自分の愛機を、愛機の良いとこを最大限生かしつつ’Silver Sky’のサウンドに近づけたい」のです!!それを目指して、以前よりアンナことやコンナことをDIYしてきました。今はFender Custom Shop製のピックアップを載せて、これはこれでとても良い音を出してくれています。でもやっぱり『あの音』が欲しいんですよねぇぇぇ。

ということで、コウ↑↓なります(^3^)b

ついに我が家に’Silver SKy SE’の心臓部がやって来たのです!!このアッセンブリーを、いくつかのパーツをアップデートしてから初号機に載せてみようと思います★上手くいくのか、はたまたせっかく出来上がってきたサウンドを台無しにしてしまうのか…挑戦してみたその先に答えがあります笑。

さて、細かく見ていくのはまた後日にするとして…パッケージを開けてみてとても驚いたことがあり、このブログを書き始めました。このブログで書きたかったのは、たった一つ。「SE、地味なとこまで拘っていて全然手抜きしてないじゃん?!」です。上記ナガナガ書き連ねたのは、ほんとにただの独り言です(苦笑)。

Coreモデルの’Silver Sky’を細かく解説し『Silver Sky解体新書』的なページを作っておられる方のサイトに行き当たりました。本当に細かく解体新書していて、読んでいてとても楽しいWEBページでした★そのボディ編ネック編ハードウェア前編ハードウェア後編…などと続く内のPU ・エレクトロニクス編にて「ボリュームポットに抵抗が付いている!」との記述がありました。どうやら外部からのノイズを軽減する為に、”ボリュームポットに抵抗を付ける”という、なかなか珍しい仕様になっているのだとか。

今回’Silver Sky SE’の純正アッセンブリーを丸ごと入手したのは、「初号機の身体に’Silver Sky SE’の心臓部を埋め込みたい」「できるだけ本家に近い状態の回路で、初号機を鳴らしてみたい」という目的があったからです。コンデンサーやボリュームポット、5wayスイッチなど、可能な限りCoreモデル同じ(近い)物を揃えました(※配線材は元よりCoreモデルもSEも同じ物が使われているそうです)。ピックアップだけは’SE’の物ですが、それでも前述のグレードアップパーツの効果でだいぶ良い音がするのではないか…と楽しみにしています。

ただ一点、”ボリュームポットに抵抗を付ける”という点だけは諦めるつもりでした。自分の知識が無さ過ぎて、適切な抵抗を、またはCoreモデルと同じ抵抗を見つけられないと確信していたからです。でも、SEの製作チームはやってくれました。

付いてる…?付いてる…!

やっぱり付いてる!!まさか付いてるとは思わなかったので、ほんとにほんとに驚きました。そして感動しました。自分で勝手に「まさか付いてるわけない」と思い込んでいたので、ここまで驚き感動するのはPRSチームに失礼なのですが…(苦笑)、とにかく驚きそしてとにかく喜んでいます★

一つ残念なのは、”自分がこのボリュームポットを交換しようと思っている”という所です。Coreモデルと同じ300kのポットに交換を予定しています。この小さな抵抗を綺麗に外して、300kのポットに移植できれば良いのですが…楽しみなチャレンジです(^^)

ほんとに長くなりました。「PRSチームは全く手を抜かず、SEのボリュームポットにもCoreモデルのように抵抗を付けてくれている!!地味な所で凄いぞ!!」と、これだけを書きたかったブログです。長過ぎる独り言になりました(苦笑)。ぱっと見ですが、ピックガードの形やサイズ、ネジの位置はどうやらストラトtypeとは合わない様子です。単純なピックガード載せ替えではなく、使えるパーツ/使えないパーツの精査をしながら作業を進めることになりそうです。楽しみです♪♪♪

作業の結果は、またこのブログで書かせていただきまーす!!では!!