今日はギターアンプについての独り言…しかも愛用しているモデリングアンプではなく、久々に”実機”について書いてみたいと思います♪
以前よりMooer社製のモデリングアンプ『Preamp Live』を愛用しており大絶賛しておるのですが、今回何年か振りに”実機”…つまり本物のアンプが我が家に来たのです。
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少しわかりづらいですが1984年7月付けの合格印をもつ、古い日本製のアンプです。Fenderアンプの設計に大きく貢献し、後にRIVERAアンプを立ち上げたポール・リヴェラ氏が設計したアンプです★
※1980年代半ば、ポール・リヴェラ氏が設計した日本製アンプが数種類あったそうです。ただ本人が直接設計に関わったのは最初期のモデルのみで、その後のモデルは名前こそ同じ名前を名乗っていても、中身は別物…だったそうな。このアンプは最初期の、リヴェラ氏が設計したモデルそのものです※
近年はギターやらアンプやらはコストの安いアジア圏で製作されることが多いですが、1980年代半ばはまだ日本でギターやアンプなど製作しており、その造りの良さは”ジャパン・ビンテージ”として高く評価されています♪このアンプは発売当時の価格が4万円程の、入門レベルのドランジスタアンプでした。ですが流石ポール・リヴェラの設計もあってか、真空管サウンドに迫るようななかなか良い音がするのです。以前よりリヴェラ氏が設計した時期のモデルを探しており、ようやく状態の良い物を見つけました。部品交換等も無さそうで、見た目も非常に綺麗です(^^)
今回前面のバッフルボード(スピーカーを固定するパネルのこと)を一つ余分に手に入れたので、以前製作したキャビネットと景観を合わせるべくサランネットを張り替えることにしました(^u^)b
実はこの作業を始める前、このアンプを鳴らしてみました。”実機”のアンプを鳴らすのは、本当に数年ぶりです。いや〜衝撃が走りました。「モノホンのギターアンプってこういう感じだったかぁぁぁ」と…この数年間忘れていた”ギター弾き”の感じが一瞬で戻りました。今までモデリングアンプの優しく綺麗で、それでいて”欲しい音”にそっくりなサウンドに大満足していました。ただ「やっぱりガツンと鳴る本物には敵わない」というのを、痛感しました。
一点だけフォローしておきたいのは、Mooer社の『Preamp Live』は本当に素晴らしいです!!最高に気に入っています!!家でギター弾くのはこれで十分だし、音を録るという面に関しては、下手な実機よりも『Preamp Live』の方が断然に良いと思っています。”適材適所”とでも言いましょうか。
話を実機に戻しますが、とにかくギターアンプのガツンと出る音、ズッシリしたサウンドを久々に身体に浴びて、時間を忘れてギターを弾いていました。さてこのアンプは12インチのスピーカーを搭載するモデルですので、以前手に入れた名機『EVM-12S』を搭載することが可能です。元々付いているFender純正(エミネンス製)のスピーカーもとても良い音なのですが、「John Mayerに寄せたい」というミーハー心が疼いてしまいました。
ということで、サランネットを張り替えた後スピーカーも載せ変えてしまいました笑笑。非常〜に重いトランジスタアンプの出来上がりです(^^;)音は言うまでもなく、最高に良いです★ただあまりに音が大きいので、ボリュームやマスターのツマミは”3”まで上げることもできません(苦笑)。でもとにかく良い音のするアンプです。大好きなアンプになりました!!
あ、そうそう!!スピーカーを付け替える際アンプの心臓部を取り外したので、との写真も撮っておいたのです。オペアンプにはJRCの「4558D」「4558DD」が使われているのがわかります。現在でも流通するど定番のオペアンプですが、やはり”ビンテージが載っている”と思うと何だか嬉しいもんです♪
かくして、久々の”実機”アンプは我が家に到着早々に改造され、新しい姿になりました笑。スピーカーを抜かれて空っぽになってしまったスピーカー・キャビネットは、後日グレードアップさせたいと思っています。こちらについても、また独りでブツブツ書いてみたいと思います(^^)
イマドキは本当に便利なもんで、色んなアンプに合う様々な”アンプカバー”が用意されてるんですね(@o@;)根気強く探した結果、ナントナント全くサイズがぴったりなアンプカバーを見つけることができました!!
少しずつ音楽に携わる時間を増やし、自分の中の想いを言葉や音にしています。またドアを開けて一歩を踏み出す時が近付いて来ています。日々感謝の心を忘れずに、一瞬一瞬を大切に頑張りたいと思っています。今日の独り言は実機ギターアンプについて、謎の決意表明で終わってみたいと思います。では★