今日は敬愛するジョン・メイヤーが使用するCharvel製ギターについての話題。
2016〜2017年頃にJMがCharvelのカスタムショップにオーダーしたオリジナルモデルで、”JM自身が10代の頃所有していた使い古したスケボー”をイメージしたそうな。カルフォルニア発のスケボーブランドPowell Peraltaのデザインが印象的で、フロイドローズを搭載しているのが特徴かと思います。有名なところでは「Heartbreak Warfare」のイントロで奏でられるサウンドがまず思い浮かぶかと思いますし、珍しい曲では「I Guess I Just Feel Like」のアウトロSOLOで使われたこともありました。
以前自分でも似たタイプのCharvel製ギターを手に入れて大胆にリメイクしたことがありました。サウンドはかなり似た感じだったのですが、ボディ形状やヘッドの形、全体のイメージがあまりJMの物と似ておらず後に手放してしまいました。
手放した後に”あのギターでしか出せないサウンドがあった”と度々思い出すことがあり、今回「もう一度同じようなギターを仕上げてみるかっ!」と思いプロジェクトがスタートするわけなのです(^^)b
今回ベースにしたギターは1980年代初頭製と思われる、Fernandes ‘The Function’シリーズの1本です。ジャンク品ということで、埃まみれでカビ(?)も生えているような状態でした。ブリッジがフロイドローズではないし、スイッチやノブの配置も違いますし、ネックもメイプル指板だったり…JM本人のギターとは違う点が散見されます。でもまぁ、いいのです…僕だけのオリジナルモデルになる予定ですので、”僕仕様”でいいのです笑。
大切に弾き込まれてきたのが良くわかります。と同時に、長いこと放置されていたこともわかります(苦笑)。でもさすがに80年代の日本製です、とても良い造りです★
まずは部品という部品を取り外し、ネックとボディもバラします。プラスチックパーツは水洗いをし、金属系のパーツはコンパウンドで磨きます。ネックやボディもコンパウンドで磨き、ギタークロスで仕上げます。すると40年前の輝きを取り戻しました♪
取り外したパーツ類はギターの再塗装が終わるまでしばしタッパーで待機してもらいます。
ここからは塗装の準備です。家にあった木材が上手い具合にネックポケットにハマったので、即席の”取っ手”にしてみました。これでスムーズにスプレー吹きができそうです。
ボディ色のスプレーがまだ手元に無かったので、ボディ関連はここまで。時間が少しあったので「パーツだけ塗っちゃおう!」と思い立ち、最後はパーツの塗装を行います。
即席の塗装ブースを造り、黒いパーツをまずは白で塗装してその上からブルーを重ねます。
水色のボディに、この↑マリンブルーのパーツ達が映えるはずなのです♪♪♪
とても楽しみですが、今回は焦らず慎重に、大切な一本になりますのでしっかり作業を進めてみたいと思います。…ということで、day 1はここまで。最後は大好きなこの曲で…では、また!!