このことを知ったのは、2023年の夏が終わろうとしている頃でした。驚き過ぎて、信じられなさ過ぎて、そして嬉し過ぎて…倒れそうになったのを覚えています笑。それからしばらく経って情報が解禁され、チケットの発売日や価格などが明らかになり、かなり高額な公演になることがわかりました。「自分ばっかりこんな浪費できないや…」とすぐにライブ鑑賞を諦めました。ですがそこで妻が「絶対に行きなさい」と強力に背中を押してくれました。「絶対に後悔するから、行くべきだと思う」と。
そしてチケット発売日、かなりの混乱が起きた中で運良くチケットを取るこができました。12月30日、公演二日目の第2部のSHOWでした。席は公演近くまで不明です。ですが、とにかく間近で大好きなJMを見ることが叶いそうです。
公演数日前まで全く実感が湧きませんでしたが、公演間近になり急に実感し始め…一日中”緊張”しているような状況になってしまって(苦笑)。表参道をウロチョロしてみたり、公演初日に”入り待ち”をしてみたり…急にオタ活を始めてました(^3^;)勿論JMご本人に遭遇することはありませんでしたが。とにかく「ジョン・メイヤーが日本に居る」という事実が嬉し過ぎました。
そして僕が観に行く公演当日です。前夜はあまり眠れませんでした。遠足に行く前の子供みたいでした。朝からソワソワして、家ではただただ時間が過ぎるのを待っていました。ここからはもう夢のようで、フワフワとしてあまり覚えていません(苦笑)。
運良くアリーナ席が取れたものの、席はステージに向かって左端…正面で尚且つ前の方に居れば「サインもらえるかなー」なんて思っていたのですが。それでも、その場に居られるだけで幸せなのです。
すると、ここで最初の奇跡が起きました。入り待ちをしていて仲良くなった方に座席を伝えると「そこはステージへの導線だから、ハイタッチの練習しといた方が良いですよ」だそうで?!いざSHOWが始まる前、本当にJMがこっちに向かって歩いてきました。そしてその大きな手とハイタッチができました。一生忘れないであろう感触、本当に幸せでした。夢心地でSHOWが始まりました。
公演の内容は言うまでもありません。とにかく素晴らしかったです。途中で弦が切れたり、JMのコンサートではあまり見ない瞬間が沢山ありました。JMがビックカメラの歌を歌うなんて、日本でしか考えられない光景ですよね笑。とにかく夢か本当かわからない時間でした★セットリストはこんなんです↓。
夢のような時間はあっという間に過ぎ、大盛り上がりで公演が終了。前列の方々に、JMは丁寧にサインをしていきます。「いいなぁ」と思いながら、拍手をする手が止まりません。とにかく、素晴らしいSHOWでした。そしていざJMが楽屋に戻る為にステージを降りこちらに向かって来ます。
意を決して、少し強引にエフェクターとサインペンを差し出しました。一度は通り過ぎようとしたJMに「Please! Please!」と言うと立ち止まってくれ、サインをしてくれました。自分が付けていたBathing Apeのペンダントに気付き、ギロッと目が合いました。大好きなジョン・メイヤーと目が合い、サインをもらい、接触した瞬間でした。その後はしばらく手の震えが治まらず、熱に浮かされたような状態だったように思います(苦笑)。
あまりに慌てて差し出した為、自分でペン先を何度もエフェクターに当ててしまいました(^^;)JMのサイン以外のサインペン跡は、僕の仕業です笑。とても丁寧に書かれた素晴らしいサインです★
このままでは”一生使えないエフェクター”になってしまいます。何とかしてクリア塗装を施して、サインを保護してみようかと思っています。
追記…Instagramにてクリア塗装の様子を是非チェックしてみてください★
兎にも角にも、一生の宝物になりました!!帰宅後、エフェクターを眺めながら晩酌したのは言うまでもありません。2023年の終わりに起きた、奇跡的な1日でした。
普段ネットでしか見られない、夢の機材達が目の前にあったので写真を何枚か…★
来日してくれたジョン・メイヤーに感謝。素晴らしい公演にしてくれた音響や照明、その他のスタッフさんに感謝。ブルーノート東京の皆さんに感謝。そして誰より、「観に行きなさい」と背中を押してくれた妻にほんとにほんとに感謝しています。彼女が居なければ、今の自分はありません。本当に有り難う。
新年二日目。真っ新な2024年はあと363日しかない。いくぞー!!!!では★