ここの所エレキギター関連の投稿が続いていたので、久しぶりにアコースティックな話題を…♪♪♪

我が家には二本のHEADWAY製のアコースティックギターがあるのですが、今日の話題は小さい方のギター(右側)『HG-MATE』なのです(^^)b安価なシリーズであるUniverse Seriesの一本なんだけれど、なかなか音も大きく良いギターなのです★いわゆる”ニューヨーカー”タイプのギターで、輸送費や原材料費の値上がりで現在は作られていないのだそうな…。

細かい仕様が気になる方はサイトを見ていただくとして、自分が持ってるのは指板もブリッジもローズウッド製の2021年11月より以前の一本。探したんですわ〜、やっぱりローズの方が良いもん(笑)。
ジョン・メイヤーの使ってるMartin製OO-45SCがずっと好きで、前からニューヨーカー・タイプが気になってたんだよねぇ。元々こんな↑姿だったギターに、少々値の張るOMタイプのピックガードを買って来て自分で付けてみるのです。ギターDIYはいつも楽し過ぎるのです笑。

好みのピックガードが付いた所でナンですが…「音が気に入らない」のです。致命的ですよね(苦笑)。「いかにも合板です!!!!」って主張するような少しボワっとした、ただ無駄に音量の大きい明瞭感に欠ける音に感じられるのです。もう片方のHEADWAYが単板ギター(バックとかはハカランダの合板なんだけれど…)で繊細でハッキリした音を出してくれてるだけに、何だかコイツ↑の”ザ合板”な音を何とかしたくて。で考えた末、こう↓なるのです。

わかります?プラスチック製だったブリッジピンを、ブラス製に交換してみたのです。決して高いピンを買ったわけではないんだけれど、ズシッと重さがあって、なかなか”当たりのピン”でした。しかも「30日間保証が付いてる」みたいな話らしくて、良い物を買ったと満足しとります♪
ただ一つ問題があって、ピン穴の径が少し小さくて…。よくよく考えてみれば、元々のピンもきちんと奥まで刺さってなかったような気がするんだよな〜。ってことで、普段あまりアコギには工具を用いるような手は加えないんだけれど…今回はリーマーでピン穴を広げることにしたのです!!チャレンジ!!
で、そのチャレンジは大成功するのです!!(大成功したと、自分では思っているのです…笑)
↑の写真のように、どのピンもしっかり奥まで刺さるようにピン穴を微妙に拡張。どのピンもしっかり奥まで刺さって、見た目も綺麗に(^^)何だかサドルがベルリンの壁みたいにそそり立っていることも気にはなるけれど、さすがに自分でサドルを調整する技術は持ち合わせていないので、そこはスルーするとして(>m<;)早速弾いてみるんだけれど。。。
良いなぁ、良いぞ。やはり合板なのでボワっとした印象はまだあるけれど、かなり音が明瞭になって弦とギターがちゃんと”一緒に鳴ってる”感じになった気がする。これに関しては、ピン穴を拡張した影響が大きなかも知れない。「ギターと弦とブリッジピンがしっかり固定&密着することで、全体の鳴りが良くなったのでは???」なんて想像しとります。とにかく!!音がかなり良くなったように思えます。もちろんブラス製のピンに替わってるし、弦も新しい弦に張り替えたから”音が良くなってる”のは当たり前っちゃ当たり前なんだけれど笑。インスタには下手くそな演奏ではあるけれど、比較演奏を挙げてます。手元で弾いてると全然音が違うんだけれど、映像でそれがわかるかなぁ。。。

かくして、素敵なピックガードのギター2本は『それぞれ違ってそれぞれ良い』ってな感じで、良い感じの住み分けができる2本になったのです。めでたし…めでたし★

並べて比べてしまうとジョン・メイヤーのギターとは少し違うけれど、俺くらいの”腕”のヤツが「なんちゃってジョン・メイヤー」を楽しむには十分なのです笑。何より軽くて小さくて邪魔にならないので、「ちょっと弾いてソファにポイっと置いてみたり」とか「バルコニーに持って出て、ワンコを遊ばせてる間にちょこっと弾いてみる」なんてのにピッタリなのです。
またまた長くなりました。今日は小さな相棒(MATE)の紹介でした。では★