先日苦労してアップグレードしたギター、’GREEN’についての備忘録です★
ギター本体は1993年〜1994年に制作された、Fernandes製の『LE-2』と思われる機種。ヘッド裏に’Made in Japan’のステッカーがわざわざ貼ってあることから、当時海外向け輸出用に作られたギターなのかな…と。ボディのネックポケットには「ST-362」とのスタンプがあって、一説によると「Fender Japanで1980〜1990年代にかけて「バスウッドを使ったボディに付けられていたスタンプ」なのだとか。断言はできないけれど、おそらくはFender Japan製(フジゲンmade)バスウッド・ボディなのかなって思ってます(^^;)※バスウッドというと「安物ギターの素材」と瞬間的に思ったりするけれど、長所として”とてもナチュラルに鳴る木材”と言えるらしくて。今では高級メーカーでも意図的にバスウッドを採用するギターもあるらしいです。木材にも”適材適所”があるということで、フラットに鳴る良いボディなのかなって(個人的には)思ってます※
ローズ指板のネックは1990年代のFender Japanに良く似た、とても質の良い木材で上品な仕上がり。中学時代に憧れていたギターに良く似ています笑。1990年代中〜後半からの海外生産に見られる(悪い言い方だけれど)少しだけ雑な材質・造りとは違います。ヘッド形状が違うだけで、もうほんとに90年代のFender Japanの感じそのものです。※2号機’Gold’も全く同じ仕様の兄弟ギターです♪※
(ヘッド形状とロゴの違いだけで値段がかなり変わるので…何だか残念なような…良いギターを安く買えて得したような…笑)
さて、もともと載っていたFernandes製のアッセンブリーはこのギターの入手当初すぐにFender USA製に交換。コンデンサーもWestcapのビンテージ物に替えてました。なので既に良い音で鳴ってたんですが、今回はJohn Mayerの(近年の)愛用モデルPRS ‘Silver Sky’のニュアンスが欲しくて改造した次第。で、ギターのコア部分はこう↓なりました★
Fender Custome Shop製のピックアップにCTS製のポッド類。Custom Shop製のピックアップは抵抗値が3つ全て6.7Ωに統一された品。様々なサイトで検証している方の記事を読むと、どうやらSilver Skyに搭載されている「635JM」の抵抗値がこの位らしいので。You Tubeで色々ピックアップを吟味して選択しました。コンデンサーはSilver Skyにも採用されている同じ物を。あ、Toneはリアピックアップにも効かせてます♪
※写真では別ギターに付いていた緑のちっこいコンデンサーが付いてますが、コイツはサヨナラしました笑※
セレクタースイッチやノブはPRS純正のSilver Sky用を使用。見た目重要!!…なのです笑。
入手時、ブリッジはWilkinson製の分厚いスチールブロックの物に交換済み。今回トレモロスプリングはRaw Vintage製に交換したし、ペグは信頼のGotoh製に(10月に)交換済み。…ということで、ほんとにアッセンブリー面だけを仕上げて完成!!
今更ながら眺めてみると傷もほとんど無いし「本当に良いギターを手にしてたんだな」って、改めて感動しました★さすが天下のFender Custom Shop製だけあって、ピックアップの違いにはビックリ笑。言いたく無いけど、「高い物はやっぱり良い」というのは否定できないっす(苦笑)。高ければいいとは思わないけれど…「どうしてもねぇ。。。」ということはありますよね(-3-;)
…とまぁ「かくして」、愛機’Green’はグレードアップしてさらに良い音で鳴るギターになりましたとさ♪♪♪「あとは良い楽曲でかき鳴らすだけ」という感じです(-m-)とにかく、頑張らねば!!!!
本当に良いギターに育ってきてます。これからも大切に、色々な体験を共にしていきたい愛機です★